BS世界のドキュメンタリーを見て

BS世界のドキュメンタリー

“新たな自分”を見つめて ―銃弾を受けた私の16年―

フランク・ガードナー氏の特集でした。

 

フェイスブックでもこの前、介護に関するグループでの中で、受容に関する話が出ていました。

 

同じ脊髄損傷でも、損傷を受けた場所により、症状が違います。

 

ガードナー氏は、体幹も有り、指も動き、握力があり、生殖機能も残存しているそうです。

 

テレビで馬に乗っている彼を見ました。

 

体幹がある、握力がある、三頭筋が使えるということは、

本当にうらやましいです、やはり・・・

 

できないことがあるのが悲しい、

自分の限界を受け入れるのに16年かかった。とか・・・

 

ジェラードという青年が出てきました。

うちの息子とほぼ同じ状態です。

 

新たな障害に適応している…と?

適応?

アラブへ一緒に行こう?

 

やはり信じられません。

かなり適当な番組になっているような気がします。

 

息子は復学・就職し、今はこの時世、

テレワークが大半ながら仕事をこなしています。

数年前には、出張に次ぐ出張もこなしていました。

それでも、受容しているのとは違うと思います。

 

たまに、けがをしたからこそ とか

    このやまいをえたからこそ とか

今は良かったと思う…とか

 

ありえません。

怪我をしない、病を得ないほうが良いに決まっています。

少なくとも、私たち家族では、そんなことは認められません。

 

家族ながら、

これを書き込むことが出来るようになるまで、

私は13年かかりました。

 

歯を食いしばって暮らしながら、

再生医療を待っています。

 

一日も早い再生医療を待っています。

祈りながら、待ち続けています。